自律神経の調整で腰痛が改善した症例です。
自立神経には交感神経と副交感神経があります。
興奮状態が交感神経
リラックス時が副交感神経
と、一般的にはいわれていますが、そう簡単なものでもありません。
お互いバランスがとれていて丁度いいので、どちらに偏り過ぎても
身体に悪影響を与えます。
*交感神経過剰の腰痛
40代女性 バゼドー病
突然、腰が痛くなり来院されました。
運動療法を軽く施して、痛み部分に対して井穴刺絡療法
最後に、交感神経抑制の井穴刺絡治療で痛みは無くなりました。
バセドー病もあるので、ストレス過剰になると
交感神経が異常興奮された例です。
*副交感神経過剰の腰痛
50代女性 アレルギー疾患あり
朝方から腰部に違和感があり、仕事で座っていると徐々に痛みが増し、
夕方に来院された時には激痛で歩くのもやっと。
仕事が忙しくお昼も食べれない状態でしたので、通常の腰痛治療と
井穴刺絡治療で交感神経過剰の治療で劇的に良くなったのですが、
しばらくして、また腰が痛くなり最初の6割ぐらいの痛みに。
翌日も痛み良くならず、2日後に来院。
アレルギー体質と気分の落ち込みから、副交感神経過剰の治療を施しました。
痛みもかなり減り、翌日もかなり楽に。
世間的に、現代はストレス過多で交感神経が悪者で、
副交感神経だけが良いという事ではない症例でした。
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