現代型栄養失調とは何か?
- Katsuhiro Suzuki
- 16 時間前
- 読了時間: 3分
食事はしているのに疲れやすい、眠りが浅い、気分が沈む。
そんな不調の背景に、現代型栄養失調が隠れていることがあります。
現代型栄養失調とは、カロリーは足りているのに、
体を動かすために必要な栄養素が不足している状態です。
ご飯、パン、麺、甘いもの、加工食品が多い食生活では、
エネルギーは取れても、
たんぱく質、鉄、ビタミン、ミネラルが足りなくなりやすくなります。

現代型栄養失調で起こりやすい不調
栄養は、筋肉や血液だけでなく、脳や神経、ホルモンの働きにも関わります。
不足が続くと、原因がはっきりしない不調として表れることがあります。
たとえば、次のような症状です。
疲れが抜けにくい
朝起きるのがつらい
集中力が続かない
気分が落ち込みやすい
眠りが浅い
頭痛やめまいがある
肌荒れや抜け毛が気になる
体調不良、うつ、不眠、貧血のような悩みがある場合、
病気の検査とあわせて食生活を見直すことも大切です。
不足しがちな栄養素
たんぱく質
たんぱく質は、筋肉、血液、皮膚、髪、ホルモンの材料です。不足すると、疲れやすさ、冷え、筋力低下につながることがあります。
肉、魚、卵、大豆製品、乳製品を毎食どれか一つ入れると、取り入れやすくなります。
鉄
鉄は酸素を全身に運ぶために必要です。不足すると、貧血だけでなく、だるさ、息切れ、集中力低下を感じることがあります。
赤身肉、魚、卵、あさり、小松菜、大豆製品などを意識しましょう。植物性の鉄は、ビタミンCを含む野菜や果物と一緒に取ると吸収されやすくなります。
ビタミンB群
ビタミンB群は、食べたものをエネルギーに変える働きを助けます。糖質中心の食事や飲酒が多い人は不足しやすい栄養素です。
豚肉、卵、納豆、玄米、魚、レバーなどに含まれます。
亜鉛とマグネシウム
亜鉛は味覚、免疫、皮膚の健康に関わります。マグネシウムは筋肉や神経の働きを支えます。
不足を防ぐには、海藻、ナッツ、豆類、魚介類、未精製の穀物を少しずつ取り入れるのが現実的です。
今日からできる食事の整え方
完璧な食事を目指す必要はありません。まずは、主食だけで済ませる回数を減らすことから始めましょう。
おすすめは、毎食に次の3つをそろえることです。
ご飯やパンなどの主食
肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質
野菜、きのこ、海藻などの副菜
コンビニで選ぶなら、おにぎりだけでなく、ゆで卵、焼き魚、サラダチキン、豆腐、味噌汁を足すだけでも変わります。忙しい日は、冷凍野菜、缶詰、納豆を使うと続けやすくなります。
サプリより先に見直したいこと
サプリメントは便利ですが、食事の代わりにはなりません。
まずは食事の偏りを整え、それでも不足が心配な場合に補助として考えるのが基本です。
強い疲労感、気分の落ち込み、不眠、動悸、めまいが続くときは、自己判断で済ませず医療機関に相談してください。
この記事は一般的な情報であり、診断や治療の代わりではありません。
現代型栄養失調は、特別な人だけの問題ではありません。
食べる量ではなく、体に必要な材料が入っているかを見ることが、
不調を減らす第一歩です。
まずは次の食事に、卵、魚、豆腐、野菜のどれか一つを足してみましょう。





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