起立性調節障害の対処法と日常でできる改善ポイント
更新日:10月5日
朝になると体が動かない。
夜は元気なのに、登校時間だけ起き上がれない。
そんな状態が続くと、本人も家族も「怠けているのでは」と悩みがちです。
起立性調節障害は、自律神経の働きがうまく整わず、立ち上がったときに血圧や脈拍の調整が苦手になる状態です。特に思春期に見られやすく、気合いだけで解決するものではありません。

起立性調節障害で起こりやすい症状
起立性調節障害では、次のような不調が出ることがあります。
朝なかなか起き上がれない
立つとめまいやふらつきがある
頭痛、腹痛、吐き気がある
午前中はつらく、午後から元気になる
入浴後や暑い日に具合が悪くなる
動悸やだるさが続く
遅刻や欠席が増えると、本人の自信も下がりやすくなります。
家庭でできる基本の対処法
まず大切なのは、朝だけを責めないことです。生活全体を少しずつ整えるほうが、体への負担が少なくなります。
起き上がる前に水分をとる
起床後すぐに立ち上がると、めまいが出やすくなります。枕元に水を置き、寝たまま、または座った状態で水分をとると動き出しやすくなることがあります。
医師から制限がなければ、日中もこまめな水分補給を意識します。塩分については、持病や体質によって注意が必要な場合があるため、医師に確認すると安心です。
ゆっくり段階的に起きる
いきなり立つのではなく、次の順で体を慣らします。
布団の中で手足を動かす
上半身を起こして数分座る
足を床につける
ふらつきがなければ立つ
急がせるほど症状が強くなることもあります。朝の支度時間は、少し余裕を持たせると負担が減ります。
軽い運動を続ける
体調がよい時間帯に、散歩やストレッチなどの軽い運動を取り入れます。最初から長時間を目指す必要はありません。
おすすめは、午後や夕方にできる短い運動です。脚の筋肉を動かすと、血液を心臓へ戻す力を助けやすくなります。
学校との連携も大切です
起立性調節障害は、学校生活に影響しやすい不調です。家庭だけで抱え込まず、担任や養護教諭に状況を伝えましょう。
たとえば、次のような配慮が役立つことがあります。
遅刻しても登校しやすい雰囲気を作る
午前中の活動量を調整する
体育や長時間の立位を相談する
保健室で休める選択肢を持つ
欠席時の学習フォローを確認する
本人が「行けない自分はだめだ」と感じている場合もあります。登校できたかどうかだけで評価しないことが、回復への支えになります。
受診の目安と治療について
朝の不調が続く、欠席が増えている、めまいや失神がある場合は早めに受診しましょう。似た症状でも、貧血、睡眠の問題、心身のストレス、別の病気が関係していることがあります。医療機関では、生活指導のほか、必要に応じて検査や薬の相談を行います。診断がつくことで、本人も家族も「理由があった」と受け止めやすくなります。
焦らず続けたい改善ポイント
起立性調節障害は、よくなったり悪くなったりを繰り返すことがあります。大切なのは、完璧な生活を目指すより、続けられる形を作ることです。
朝は水分をとり、ゆっくり起きる。体調のよい時間に少し動く。学校と連携し、必要なら医師に相談する。
小さな工夫の積み重ねが、本人の安心感につながります。責めるより、体の状態を一緒に観察する姿勢が、日常を立て直す第一歩になります。
自律神経の調整と心身の健康
ラ・フィール治療院では、
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セルフケアも含め早い改善を目指しましょう!





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