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執筆者の写真Katsuhiro Suzuki

井穴刺絡セルフケア ②

更新日:2023年10月24日

第2回目は 

どの症状に、どこの井穴に刺激するか? 

です。

今回は自律神経系と内臓疾患のツボ選びになります。


基本の ツボ(井穴)が

手の左右 H1からH6 の12カ所

足の左右 F1からF6 の12カ所

合計24箇所になります。

下の手足の図を参考に


ツボ別疾患の選び方の基本は


H1=呼吸器系疾患、風邪、気管支炎、咳、喉の痛み、喘息など

H3=心臓病、深呼吸で空気が入らない、息切れ、狭心症、動悸、不整脈


H5・F5=副交感神経異常興奮(アレルギー性の症状)

  くしゃみ、鼻水、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、五十肩、胃潰瘍、リュウマチ、       

  しもやけ、偏頭痛、低血圧、下痢、生理痛、疲労感、朝起きづらい、

  午前中に症状強い、逆流性食道炎、結膜炎、乗り物酔い、蕁麻疹、耳の詰まり

  ばね指、めまい、立ちくらみ、脳貧血、かゆみ、気力の減退、うつっポイ、

  帯状疱疹 など


H6(F4)=交感神経抑制効果

  高血圧、風邪、炎症(胃炎、肝炎、腎炎、膵炎、虫垂炎など)多汗、歯槽膿漏、結石

  口の渇き など


F1(左)=胃腸病:胃炎、胃痛

F2(右)=肝臓病:肝炎、脂肪肝、二日酔い、肝硬変

F3=腎臓病、腎炎、膀胱炎、むくみ、前立腺肥大、頻尿、尿閉、尿漏れ、腎臓腰痛

F4はH6の治療と同じ。

F5(右)=胆のう病、胆石

F6(左)=膵臓病、腸疾患、膵炎、糖尿病、下痢、腹痛


*注意

内臓疾患系の場合は、臓器の関係で左右の片方だけ使用すること有り。


当てはまる症状があれば、第一回のツボ刺激を参考に

刺激してみてください!





次回の3回目は、筋肉系疾患のツボの取り方です。



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